アラスカ キナイ半島 フィッシングレポート。   No19
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■■■ 9/18 帰路。ニキスキ 〜 キナイ 〜 アンカレッジへ。

7:00 起床。

身支度をして、 帰りの準備。

それほど急ぐわけではないので、ゆっくり、ゆっくり。

ロッジの中をうろうろしながら、いろんなところにチラばった、小物・・ヒゲソリやタオル、ウェーダー、タックル
をスーツケースに詰め、イップク。
                 (´ー`)y-~~
自分の荷物は一段落。

8:30 ジョニーは、ぼくが日本に持って帰るシルバーサーモンを巨大発砲スチロールケースへ
詰めはじめた。
カチンコチンに凍った6本のシルバーと、1本のドリー。
そして、間のスペースにイクラをツめるだけツめてくれた。


エクストラバゲッジのリミットは 70ポンド。
なんか、カルくオーバーしているような気がする・・  (ーー;) 重くねぇ??
人の心配をヨソにツめるだけツめる。。。、

「ジョニー、重くねぇ?」

「だいじょぶ、ダイジョブ!! ちゃんと友達のところで量るヨ。
  さァ、いコおか。」


    

ジョニーのロッジ・・名残り惜しいが、さらば。  (ToT)/~~~

9:30 荷物を積み込み、ハイウエイを一路アンカレッジへ。 

キナイリバーに沿って北上。(実際には北東へ)

ムースの親子や、霜が降りた草原。そして、うっすらと
冠雪した山を眺めつつ走る。

   ジョニー。
   i-podでかけていたあの曲・・
   「Black Water」はやっぱボクの言ったとおり
   「The Doobie Brothers」の曲だよ。
   オールドアメリカの曲は風景とマッチしていて、
   とても快適だったけど。
   


ボクが知っている風景では 乗鞍スーパー林道を真っ直ぐ
したような風景が延々につづく。

車もデカい。
トレーラーも2連、3連はザラ。

  キナイで見る車はそのほとんどが、日本のそれより
  デカい。ブロンコ、ダッジ、シボレー。。
  みんなトラックかバン。
  日本では大きい部類に入るチェロキーや
  ハリアーが、小さくみえてしまう。

1時間半ほどでスワード(Sward) ハイウエイと合流。


   

30分ほど行くとハイウエイを右にそれ、鉄道を渡った。
ポーテージ氷河へ寄るためだ。

途中途中に駐車スペースや公園がああり、公園には遡上するサーモンの観察デッキがある。
数尾のサビたサカナが泳いでいるのを確認。

「はい、ここ 写真 撮る。」

そう言って道々で下車。

    

そしてポーテージ氷河(Portage Glacier)のパーキングへ
到着。

何年か前は氷河の際がすぐそこまでセマっていたが、
今では となっていて、際まではボートで行くようになる
のだという。

地球環境か・・ここも・・。
日本にいると、あまり顕著にこういうものを目にするこ
とは少ない気がする。
しかし、この規模で氷が溶けていると、さすがに危機
を感じる。


(写真は、たぶん ポーテージ氷河の手前の氷河。)

   

氷河のビジターセンター + おみやげや のようなとこ
ろで休憩。

ジョニーは、売店の店員となにかしゃべっている。

最後に
 「See you next year・・・」 と言っていたのが印象的
だった。

もうすぐアラスカは雪と氷で多い尽くされる。
次に来る時はきっと、ホントに来年なんだろう。


   

休憩後 アンカレッジを目指す。

ハイウエイは、クック湾が更に大きく東に切れ込んだ、
入り江に沿って走る。

途中、左手の入り江にクジラが!!!

そして、右手には「アリエスカスキー場」が。


氷河から1時間ちょっとで、アンカレッジ市街へ入った。

宿泊場所のモーテルにチェックイン。

 あ、ジョニー・・荷物持ってくれるのはいいんだけど、
 ロッドケース また逆さだから!! (ーー;)



荷物を置き、ジョニーの友達の冷凍倉庫へ向かう。

モーテルに冷凍設備がないので、検量も兼ねて、一晩冷凍保存してもらうためだ。

倉庫に入り、検量器を借りて検量。  

77LB ! ( 一一)

超えてんじゃん!!! 7LBも超えてんじゃん!!!
 

1尾のシルバーを取り出し、70LB  JUST に収めた。

そして再度パッキングして、冷凍庫に保存。

事務所へお礼を言って、ジョニーはまたおしゃべりを始めた。
「キナイリバーのシルバーは来週からがいいよ」などと話している。
15:00。一段落ついてから、アンカレッジ市街へ。

    

明日朝の魚の受け渡しのため、今晩ジョニーがつきあって
くれる。
18:00 にモーテル待ち合わせの約束で、ここでいったん
別行動となった。

ボクはダウンタウンでショッピング。
ジョニーは友達のところへ、重量オーバーであふれた
シルバーサーモンを届けにいく。

「そのヘンによっぱらいいるけど話しかけられても、
 しらんぷり ね。」

「はい」
   

ダウンタンは、横からの日差しを受けて眩しく、
まだ、夏のように暖かかった。

お土産のカンバンもいろいろ。

おみやげ、おみやげ。買い物。
ドリームキャッチャー、エスキモーヨーヨー、Tしゃつ。

アラスカの略「AK」のロゴが入った帽子。
娘のイニシャルと同じ。

小物やら・・いろいろ購入。

   


ハラがへった。

ダウンタウンに降り立ったときから気になっていた屋台
のホットドッグ屋で、ホットドッグ購入。

食う。。ウマい!!!

ハラも見たされ、いったんモーテルにもどる。



ここにはネットの設備があり、メールが送受信できる。
おぉぉ!!!ヒサビサのネット・・。


   

カミさんからのメールをチェックし、返信する。

ただし、OSとブラウザの言語設定は「ローマ字のみ」。
日本語を追加しようとしたが、ウマくいかなかった。

こんなことも予想して、カミさんには、全て 半角ローマ字表記で出すよう
伝えてあったのが正解だった。
一通り、メールを読み、また、送信し終わった。


買い忘れたおみやげがあることに気づき、再びダウンタウンへ出る。

交差点のところで
「Hey Body!!」といって、ネイティブの酔っ払いみたいな人が声かけてきた。

おぉぉぉ・・こえぇ ・・。

何やら、ぼくに 鹿のツノで作ったヨットのミニチュア を売りたいようだ。
しかし
    「ぼく英語 わかんないので、ごんなさい。」 した。

そして18:00。

モーテルのロビーで、ジョニーと待ち合わせ、バンメシを食いに 三度目のダウンタウンへ。

ジョニーの知り合いの子が厨房にいるレストラン。
小奇麗でヨイふんいき。
しかし、オヤジ2人で来てもなぁ・・・。ま、しょうがない。

マグロのアパタイザー、そして、ジョニーがダック、ぼくがハリバットのトマトソースのローストを食い、
いろいろ話もして、21:00解散。

ジョニはこのまま友達のところへ泊まり、朝3:45にモーテルまで来てくれるという。
なにから何まで、世話になりっぱなしだ。

    

1日の出来事を記録し、PCの電源を切り、荷物を
まとめたとき、廊下の方から 「ピーピーピーピー」
と何やら音が聞こえる。

( 一一)??  アラーム?

すると間もなく、外で「ウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
という、サイレンの音が近づいてきた。

サイレンはモーテルの前で最大になり、止まった・・。

窓の外を見てみると、消防車が4,5台!!!!
急ぎ足で、耐火服の消防士が建物に入ってくるのが
見えた!!!
ままさか!! (@_@;) 火事?!?!?

建物の中では廊下のほうが騒がしくなった。

恐る恐るドアを開ける。。と、明らかに石油製品が
焦げたニオイがする!!!

まずい! ホントに火事?!

しかし、大騒ぎする様子はない。

いざというときのため、飛び出せるスタンバイをし、
ドアから顔だけ出し、人が何か話している方を見守った。

どうやら大事ではなく、だれかが禁煙の部屋で
タバコを吸ったので検知器が作動したようだ。
でもこの臭さはナンだろう??

騒ぎが収まり、鳴り続けていた警報器も止み、一段落。

0:30

最後の夜に トンだお騒がせだ!!!。。 ( 一一)

やっと寝れる。。

(-_-)zzz


   


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