アラスカ キナイ半島 フィッシングレポート。 No6■ NextPage−>No7(9/12 初日。キナイ リバー)へ
■■■ たのむよ・・・ジョニー ■■■ | |
■■ Johnnie's Lodge ■■ バンから荷物を降ろし、ロッジへ入る。 キッチンを通り抜け、リビングへ。 リビングは東向きに一面ガラス張りの窓。 目の前には湖が広がる。 光に映えてキレイだ!! 一番手前の木には巣箱が掛けてあり、小鳥、リスが来る!! 聞けば、手作り・・・ ジョニーがロッジの中を自慢げに案内してくれる。 ジャグジー、そして広いトイレ!! これがフィッシングロッジなのか・・・。 うらやましい。。。 |
|
リビングの窓から リス。。 壁には、巨大なキングサーモン、トラウトの剥製たち。 |
|
ロフト。 そしてターポンの剥製!! |
|
18:30 まだ明るい。 タバコを吸い、ジョニーにビールをススめられ まったりしていた。 すると、視界の脇に、何やら黒い物体が動いているのに 気がついた。 窓の外を見ると・・ムースだ!!!! おぉぉ!!!!ムースが現れた!!! 「ジョニー、ジョニー、ムースだ!!」 カメラを出そうとバッグに手を伸ばす。 「ゆっくり 動いて。。」 とジョニー。 なんとかシャッター押したが・・タイミング少し遅かった かな??? ・・ここまで・・今日・・いろいろ起こりすぎ・・・。 |
|
■■ たのむよ・・ジョニー・・!!! ■■ 今回の滞在とフィッシングについて、いろいろ気になっていたことを聞いてみる。 ■■■■ 「ジョニーさん、洗濯はできますか?」 「あぁ、ランドリーはないよ。手で洗うネ。」 おぉ?\(◎o◎)/! これは予想と違うぞ?!?! 旅行社のUさんからのメールには「洗濯はできます。」とあった。 そりゃ手で洗えばできるわなぁ・・。 ま、手で洗うぐらい、けっこう慣れてるからいいが。 ■■■■ 「ジョニーさん、インターネットは使える?」 「2週間前にハズしたよ」 むむむ。。(ーー;) ロッジなら使えるとフんでたんだが・・・・ ■■■■ そして、目当ての剥製のコトを聞いてみる。 「グレーリング キャッチしたら、剥製作りたいんだけど?」 「あぁ、ぐれーリングはこのヘンにはいないねぇ。だめね」 え?? (ーー;) あこがれのグレーリングなんだけど・・・。 剥製作りたかったんだけど!! ■■■■ んじゃ、ドリーバーデンだ。 「ドリーはいる? 剥製作れる?」 「ドリーはいるけど、釣れるかもねぇ。 あと剥製、めんどう。」 ・・・ (ーー;) ・・・・あれ・・・ 確か剥製できるって・・・Uさん言ってたよな・・・? Jane'bのマスタに クレーリングの剥製を贈りたかったし、自分もドリーとグレーリングがほしかった。 プランの半分がツぶれた気分だった。 ん〜〜〜〜〜 (ーー;) ■■■■ 19:00 まだ明るいが、夕食。 ジョニーがカニをボイルしてくれた。 ブロッコリーのソテー。そしてライス。 ジョニーの奥さんは日本人。日本のコトは、よーく わかっている。 ライス なのだ!! 「じゃたべよう。」 「ほら食え!」と言わんばかりに ドーン とでてきて、おもむろにカニの甲羅をパカっと開け、カニミソを ツマミながらメシを食う。 「いただきます」もビール「かんばーい」もないまま。 ひとしきり食う・・・。 乾杯くらいあってもいいじゃん・・これ、ぼくだけの常識かしら??(きっとそうだ) ■■■■ 腹を満たし、風呂へ。 靴下、パンツ、Tシャツ を洗い。体も洗い、ジャグジーに 浸かる。 さぁ、どうしたものか・・・ 今日、いろいろ起こりすぎだよ・・・疲れたよ・・そして、 洗濯・・・・・・ × ネット・・・・・ × グレーリング・・ × ドリーバーデン・・望みウス。 剥製・・・・・・ × 長旅の疲れと、ほんの少しの落胆が重なって、ブルーになった。 _| ̄|○ ブルーになるために20時間近くかけて来たんじゃないのに。 疲れたアタマをフル回転して思考してみる。 自分の身に置き換えて見ればどうだ? たとえば、自分が「湯川」のガイドになったとして、「ヤマメを釣りたい」という客が軽井沢に 来たとして、100%その望みを叶えられるかといえば、決してそうではない。 東北を旅行したときの、唐桑半島の釣具屋のおばさんの言葉を思い出す。 「おにいさん、釣りはね、できてよし、としなきゃいかんよ」 そうだ、釣りはできるだけでシアワセなのだ。 そして旅も同じ。 ましてや、ここは日本ではない。 自分の常識が通用するワケではないのだ。 いくら¥を払っているからといって、何でも思い通りなるわけじゃない。 「現地では、ガイドもゲストも対等・」 という某ガイドブックの言葉を思い出した。 さらに・・ここに来たのはブルーになるためじゃなく楽しむためにきているのだ。 ハプニングもヨシ! 予想外もヨシ! 費用対効果無視 上等!!! 今日は疲れている。 とにかく、ゆっくり休んで、元気になって、起こる全てのこと を楽しもう。 そう決めた!! フロから上がって、さっぱり!! 荷物の整理、明日のタックルの準備をする。 ジョニーがインフレータブルマットとシュラフをもってきてくれた。 リビングルームのほうが暖かいので、そこで眠ることを薦めてくれた。 10:00就寝!!!。 おやすみ。 (-_-).。oOO グゥグゥ・ ■■ なぜか目が覚めた ■■ まだ暗い。3:40。 時差なのか、緊張なのか、覚めてしまった。 6時間しか寝てない。。 就寝してから、気を失ってタイムスリップしたかのような感覚。 コドモのころ不機嫌に眼が覚めたような感覚。 まだ少しブルーなキモチが入ったままか・・? 日本時間たぶん20:50。 レンタルした携帯TELを見てみると、アンテナが1本立ってる。 カミさんの携帯にかけてみる。。。 「もうホームシックか!?!? いやいや、むこうが心配してるといかんしな・・。」 などと,自分ツっこみしながら接続を待つ。カミさんが出た。 元気そうな声だ。 よかった。 あ、それと息子の誕生日だ・・・。 しかし、通話料が高いため、無事に着いたこと と いろんなコトが 起こりすぎて、ある意味楽しいかったこと なんかを伝え、電話を切った。 不健康そうな蛍光紫のスポーツ飲料「Power Ade」(コカ・コーラ社製)で喉を潤し、 タバコに火をつける。 「遠くに来た」 と勝手に感慨にフケる。 一息つき、無事を伝えられたことで、フワっと気分が軽くなり、フィッシングへの期待が高まる。 タバコを2本吸い終わり、暫くすると、ネム気がさしてきた。 シュラフに入ると程なく眠りについた。 |
■ NextPage−>No7(9/12 初日。キナイ リバー)へ
■ <− Back No5へ
■ Alaska Index へ
■ Alaska top へ
Bird Well Field Home